【パーフェクト・ブルー】  宮部みゆき

高校野球界のスーパースターが全身にガソリンをかけられ、焼き殺されるというショキングな事件が起こった。俺、元警察犬のマサは、現在の飼い主、蓮見探偵事務所の調査員、加代子と共に落ちこぼれの少年、諸岡進也を探し当て、自宅に連れ帰る途中、その現場に遭遇する。犬の一人称という斬新なスタイルで、社会的なテーマを描く、爽快な読後感の長編デビュー作、待望の文庫化。(「BOOK」データベースより)



初めて読んだ宮部さんの「ステップファザー・ステップ」がすごく面白かったので、
同じような軽快な小説という噂を聞き読んでみました。

犬の視点というのが面白い。
言葉が通じない故のもどかしさがあったり、
野球が大好きだったり、
マサが妙に人間くさくて可愛らしいのです。

残念なのが、このマサの心の声が序盤だけで終わり、
犬だけに事件にあまり関われず
途中からは解説役になってしまってること。
もっとマサの愉快なツッコミ聞きたかったなぁ。


軽快な語り口調とは裏腹に、事件の真相は重いものでした。
製薬会社って実際にこういうことあるんじゃないかと思えてしまうのが、
宮部さんの上手さなのかも。

「ステップファザー・ステップ」もそうだったけど、男の子陣がやたらかわいい。
進也くんは言うまでもありませんが、
宗田省一くんがかわいったらないです。
ちょっとしか出てこないけど、彼が一番好きかも。
あ、糸ちゃんも好き。


短編の続編もあるようなので、見つけたら読もうー。

★★★☆☆ 3.5


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