【四日間の奇蹟】 浅倉卓弥

こゆりす


第1回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞金賞受賞作として、「描写力抜群、正統派の魅力」「新人離れしたうまさが光る!」「張り巡らされた伏線がラストで感動へと結実する」「ここ十年の新人賞ベスト1」と絶賛された感涙のベストセラーを待望の文庫化。脳に障害を負った少女とピアニストの道を閉ざされた青年が山奥の診療所で遭遇する不思議な出来事を、最高の筆致で描く癒しと再生のファンタジー。(「BOOK」データベースより)



こちらはどこかの書評ブログで紹介されていて知った本。
はじめましての作家さんです。
何の前知識もなく読み始めたのですが、これが正解。

読み終わってからamazonのレビューを覗きに行ってびっくり。
第一回のこのミス大賞がまさかこれだとは!

こ、このミス!?
うーむ、広義の意味でも特に謎はなかったような・・・。
読み落としたかしら。。

淡々と進み、概ね予想通りのラストを迎えます。
淡々としすぎていて前半はなかなか進まなかったくらい^^;
純粋なファンタジーでした。


やたらおしゃべりな真理子が前半はちょっと苦手でしたが、
読み進めるうちに共感できるようになり、
最後は不覚にもほろりと泣いてしまいました。

ラスト、安易といえる奇跡の連続に
ひねくれ者のわたしは奇跡はひとつだけで充分なのにな~と
思ったりもしましたが、総じてとてもきれいなお話でした。
泣けるとか感動的だとかそういう意味ではなく、
ピアノや作中の景色や文章がとっても美しい。
これは映像(音)でもぜひ観てみたいものです。


この作品とかぶってると言われている某有名作品も読んだことがありますが、
そんなに珍しい設定ではないし、作品の世界観も全然違うように思います。
あえて比べるなら、某有名作の終わり方が苦手だったので、
私はこちらの方が好きかな。

★★★☆☆

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Posted byこゆりす

Comments 2

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igaiga  

「このミス」って結構
「どこがこのミス??」っていう本が多くて「またか」と思ったりします(^^;)
この本も「どこが・・・?」と思いましたねー。
内容はうっすら忘れかけてきてますが、そういえば確か・・・と自分のレビューを再読しました。

2012/12/21 (Fri) 09:09 | EDIT | REPLY |   
こゆりす  

>igaigaさん
このミス…確かにそういうの多い気がします~。
(って、わたしはそんな語れるほど読んでる訳ではないのですが)
これはミステリーと思って読んでなかったので
結構楽しめましたが、このミス大賞だと知ってたらガックリきてたかも^^;

2012/12/21 (Fri) 20:47 | EDIT | REPLY |   

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