【腕貫探偵 市民サ-ヴィス課出張所事件簿】 西澤保彦

大学に、病院に、警察署に…突如現れる「市民サーヴィス課臨時出張所」。そこに座る年齢不詳の奇妙な男に、悩める市民たちはついつい相談を持ちかけてしまう。隣人の遺体が移動した?幸せ絶頂の母がなぜ突然鬱に?二股がバレた恋人との復縁はあり?小さな謎も大きな謎も、冷静かつ鋭い洞察力で腕貫男がさらりと解明!ユーモアたっぷりに描く連作ミステリ7編。(「BOOK」データベースより)



西澤保彦⇔米澤穂信ループは落ち着いたかと思いきや、
図書館通いを再開したのをきっかけにまたループにはまっております。
だって面白いんだもーん。

このお話は市民の話を聞いただけで
謎の大筋を解いてしまうという神出鬼没の安楽椅子探偵もの。
その探偵が腕貫をはめた、ステレオタイプのお役人という発想が面白いです。
いやあ、かつてお役所っぽいところにご縁はありましたけど、
さすがにこんな人はおりませんです^^;

その腕貫さんが日常の謎から、死体遺棄などの重犯罪まで幅広い謎に挑む訳ですが、
これも結構楽しく読めました。
聞き上手で、必要以上に相談者に踏み込まない腕貫さんの姿勢もなんだか好感が持てます。


この中でダントツ好きなお話は「スクランブル・カンパニィ」。
出てくるキャラが非常に個性的。
中でも玄葉女史は、私の中で「古典部シリーズ」(著:米澤穂信)の女帝に通じるものを感じ、
謎はいいから、この二人のスピンオフが読みたいと思うほど、いたく気に入りました。
こういうキャラっていわゆる萌えキャラじゃないかと思うので、
男性にも人気があるんじゃないでしょうか。


西澤さんの作品は珍しい苗字の人がよく登場しますが、
これほど読めない名前のオンパレードは今までなかったかも。
フリガナが初登場時にしか出てこないので、
何度も冒頭に戻ることになりペースを乱されました。

珍しいだけなら全然構わないんですが、
もうちっと覚えられる苗字にしてほしいかな。。
例えば、「武笠(むかさ)」や「玄葉(くろは)」は一回で覚えられるけど、
「秋賀(あわか)」や「目鯉部(まりべ)」は覚えられない。
秋賀さんに至っては覚えるのを放棄して、
途中から「あきがさん」と普通に読んでました^^;


続編の「腕貫探偵、残業中」では腕貫さんのプライベートな一面が見られるそうなので、
見つけたら借りてこようと思います。

★★★☆☆


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この記事のコメント
こんばんは~

腕貫さん、読まれたのですね!
わたしも「スクランブル・カンパニイ」が好きでした~
特徴のある設定が上手ですよね
すぐに人相?が頭に浮かびました

ぜひぜひ続編も楽しんで欲しいです
続続編が出てくれるといいのですが、どうかなあ~
2012-10-16 Tue 00:17 | URL | あちこ #- [内容変更]
いいですよね~ヽ(´∀`*)ノ
わたしも続編読んでないのですが、
文庫になると雰囲気が違う気がします。
このシリーズ好きだな~と思っているのですが
読む本が沢山あるので近々・・ってことにしようと思います。
2012-10-16 Tue 09:22 | URL | igaiga #- [内容変更]
>あちこさん
いつもと違う図書館に行ってみたら、発見しました~。
腕貫さん、出番も少ないし一見存在薄そうでいて物凄い存在感ですよね。
あちこさんも「スクランブル・カンパニイ」がお好きでしたか♪
キャラがいいですよね~
すっかりキャラ萌えしちゃいました^^*
続編も置いてあるかな?
ずっと書いていってほしいですね^^
西澤さんといえば、SFミステリもおすすめですよん★
2012-10-17 Wed 01:07 | URL | こゆりす #- [内容変更]
>igaigaさん
腕貫さん、なかなか愉しく読めました♪
確かに…文庫の表紙、全然違いますよね^^;
イメージはハードカバーの方かな~
続編も愉しいらしいので、igaigaさんも機会ががあればぜひ^^
2012-10-17 Wed 01:10 | URL | こゆりす #- [内容変更]
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