映画【おかえり、はやぶさ】
先々週、映画「おかえり、はやぶさ」を観に行ってきました。

正直なところ、藤原くん見たさで観に行った映画なので、
映画の出来は二の次でしたが、
案の定…というかやっぱり微妙でした。

なんというか・・・
こどもニュースっぽいというか、
ドラマ仕立てのNHKスペシャルっぽいというか。
(あ、NHKスペシャルは割と好きですよ。)

とはいえ、春休みに家族で見に行くにはいいかもしれません。
ヒューマンドラマと聞いていたのですが、
こども向けっぽい印象を受けました。

やけにませた子役(まえだまえだの子)にはやぶさを説明させてみせたり、
宇宙ではやぶさの上に乗っかって地球に接近する演出だったり。
何度も背中がこそばゆくなるような感じがしました。
「税金は福祉や教育に使うべきではないでしょうか」なんていう小学生ってどうよ・・・^^;

言い方を変えればわかりやすいし、
小学校の授業なんかで見せてあげるのには良いかもしれない。



一番の(個人的な)失敗は、3Dがウリの映画なのに、
時間の制約で2Dしか観れなかったこと。
これは3Dで観るべきでした!
最初の太陽系・銀河系…のあたりや、宇宙空間でのはやぶさのCG描写は
立体プラネタリウムみたいで壮観だったんじゃないかなと思います。


恥ずかしながら私、はやぶさのことを何も知らないも同然でした。
はやぶさだけでなく、のぞみの失敗やイカロスのことも。

はやぶさの探査の目的やミッション内容、
イオンエンジンに代表される日本の技術力。
帰還するまでにどれほどの苦難があったのか。

映画で表現されたのはそのほんの一端だろうけれど、
わかりやすく説明されていました。
どれだけの思いを背負ってはやぶさが還ってきたのか。
何も知らなかったことが恥ずかしくなりました。


ただ、映画としてはもうちょっと何とかならんかっただろうか。

ビデオと間違ってカラオケ動画をこどもたちに見せる場面はシラけてしまったし、
フィクション部分と思われる、
母親の病気とはやぶさの苦難を重ねてみせる演出もどうかと。。
そんな安っぽい人間ドラマを入れなくても、
はやぶさだけで十分魅せられたと思うのにもったいない。
エンディングのカンニング竹山のプロポーズも必要だったの?と・・・
事業仕分けに対する判りやすすぎる皮肉もあったなぁ^^;

主役は藤原くんでなくても良かったかな。
じゃあ代わりに誰が良いかと訊かれたらわかりませんけど。
大御所の役者さんからいろんなことを吸収して、
また役者としてひとまわり大きくなってくれたらいいな、と
一ファンのくせに何様?なことを思ったりしました。


「血税」という言葉は好きではありませんが、
宇宙開発にそこまでお金をかける必要があるのか?と思ったことは正直あります。
各国の宇宙開発競争は、人間のエゴじゃないのか?とも。
そういう私も宇宙に壮大なロマンは感じるし、
技術力を上げることは日本に必要不可欠。
すぐに芽が出ないからといって切ってしまうのは違うとも思う。

のぞみの失敗で、国民の期待を裏切ったとずいぶん叩かれたようですが、
裏切るも何も、そもそもどれくらいの国民がのぞみのことを知ってたんだろう。
知らなかった私が言えたことじゃないですが、
少なくとも私の周りでそんな話題が出たことはないなぁ。


ヒューマンドラマとしては???でしたが、
職場のみんなが同じ方を向いて仕事をしているのがすごく印象に残りました。
こういうことって私の乏しい経験ではないので、本当にすごいことだなと思う。
大気圏に突入するはやぶさが残した地球の写真も素敵でした。

こうしてる今も、宇宙と向き合って頑張ってる人がいるんですね。
これからはもう少し関心を持って見守っていきたいと思います。

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