【そして二人だけになった】 森博嗣

全長4000メートルの海峡大橋を支える巨大なコンクリート塊。その内部に造られた「バルブ」と呼ばれる閉鎖空間に科学者、医師、建築家など6名が集まった。プログラムの異常により、海水に囲まれて完全な密室と化した「バルブ」内で、次々と起こる殺人。残された盲目の天才科学者と彼のアシスタントの運命は…。反転する世界、衝撃の結末。知的企みに満ちた森ワールド、ここに顕現。(「BOOK」データベースより)


「そして○○~」第二弾。
すごく有名な方なのに、これまた初めての作家さん。

理系ミステリと聞いていたので、なんとなく避けていました。
「動いている剛体、ならびに時計に関する変換公式の物理学的意味」みたいな
いかにも難しそうな章題がついていますが、意外と読みやすい文章で一気読み。
章の最初に挟まれる相対性理論はちんぷんかんぷんだけど^^;

個人的には勅使河原・弟が語る「三人の旅人」の論理学の話が興味深かった。
3人まではなんとか理解したけれど、4人以上になると???
頭がいい人って違うなぁ。


話は二人の登場人物の一人称で交互に進みます。
今回は全く当てられる気がしなかったので、
深く考えずに身を任せて読み進めていきました。

おお、そういうことだったのか!と膝を打った直後、
とんでもない方向からどんでん返しが。

うーん・・・
いや、びっくりしたことはしたんだけども、
私の苦手な種類のオチでした。
エピローグはどう受け止めればいいんだろう。
読者に解釈を委ねる、ということなのかな。
であれば、私としてはエピローグの通りであったと思いたいです。

微妙な最後に大いにモヤモヤしましたが、
森作品をもう一つ読むなら「すべてがFになる」かな。

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