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『生ける屍の死』 山口 雅也

こゆりす


ニューイングランドの片田舎で死者が相次いで甦った。この怪現象の中、霊園経営者一族の上に殺人者の魔手が伸びる。死んだ筈の人間が生き還ってくる状況下で展開される殺人劇の必然性とは何なのか。自らも死者となったことを隠しつつ事件を追うパンク探偵グリンは、肉体が崩壊するまでに真相を手に入れることができるか。


西澤保彦さんの「死者は黄泉が得る」が面白くて、
こちらの作品をモデルにしたとのことで
長らくずっと読みたかった作品ですが…苦戦したー^^;
日本人作家さんの作品だけど、翻訳調の文章や外国の設定に馴染めず、
終始漂う死生観にも馴染めず、キャラに感情移入もできず…。
読了に一ヶ月以上かかりました^^;

普段海外物をほとんど読まない私にとっては読みにくかったけど、
日本では確かに成り立たない作品で、真犯人も予想外の人物。
エピローグのグリンの話にぐっときました。
苦戦したけど読んでよかった。

ちょいちょいギャグが入っているあたり、
西澤さんと同じ匂いを感じる作家さんでした。笑
山口雅也さんは翻訳っぽいお話が多いそうなので、
また元気があるときに挑戦したいと思います。


★★★☆☆ 3.5


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Posted byこゆりす

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