【名探偵の証明】 市川哲也

かつて一世を風靡した名探偵が、現代のアイドル探偵とともに再起をかける。“老い"という人間の宿命を、2人の名探偵を通じて活写する、第23回鮎川哲也賞受賞作。



はじめましての作家さん。

あらすじを聞いて、これは絶対好みだ!と思ったのだけど・・・
つまらなくはなかったけど、勝手に期待していたのとはちょっと違ったかな。

ちょっと特殊な(でもミステリではよくある)殺人かも?と前半で疑いはしたけど、
ちょっと遺体を検分すればわかるようなことなのに
なぜ周りはそれを信じていられたのか、とか、
名探偵二人が来る前提なのに、そんな杜撰な計画立てるか?とか、
ツッコミどころが満載すぎて^^;

動機は意外と腑に落ちたけど。
冒頭の事件も、エレベーターの事件も、
犯人がぐうの根も出ないほど論理的だとは思えず、
いくらでも切り返しようがあった気がします。

最初からラノベだと割り切って読めば普通に楽しめたと思うのだけど、
本格だと聞いていたので、いい意味で身構えて読んだからなー。

蜜柑のキャラは結構好きだけど、
屋敷啓次郎にいまいちそそられなかったのも
のめりこめなかった一因かもしれません。


この後、懲りずに同シリーズの「密室館殺人事件」も読了。
クローズドサークルでこちらはさらに好みの設定でしたが、
感想はまた後日。


★★★☆☆


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