【もうひとつのMONSTER―The investigative report】  ヴェルナー・ヴェーバー 浦沢 直樹

こゆりす





浦沢直樹さんの漫画「MONSTER」のファンブックというか、
後日談というか。



作者がヨハン事件関係者にインタビューしてレポートをまとめたという
ドキュメンタリーの体をとっているので、
読んでいるうちにノンフィクションかと錯覚させられそうになり
ゾクリとしました。

後日談メインかと思っていたけど、
多くを本編の復習というか補完にページに割いていました。
これを読んだときは本編を読み終えた直後だったので、
鮮明に思い出しながら読了。
エヴァのマルティンへの思いは泣けました。

冒頭で予感していた通りの最後だったので、ひとひねり欲しかったかも。
ニナやテンマへのインタビューなしで
見てきたかのように言い当てるのはどうかと思ったりもしました^^;


ミステリ要素満載で、浦沢作品は本当に面白くて大好きなんですが、
この本に限らず、浦沢さんの漫画は回収しきれてない伏線が多い気がします。
MONSTER原作は図書館で借りたので確認できないんですけどね^^;
連載当初ではどうオチをつけるか決めずに
その時の閃きで描かれているのかな?と思ったりします。


とはいえ、MONSTERファンでも十分愉しめるのではないかと^^
ドイツとチェコの歴史は全然知らなかったので、勉強になりました。
(このあたりの国家間の事情は実際にあったことかな?と思ってるのですが、
 歴史に疎いので違ってたらごめんなさい。)

新たな絵本「めざめるかいぶつ」が掲載されていましたが、
どう解釈すればいいかわからず困惑しています・・・

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Posted byこゆりす

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