【ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。】 辻村深月

地元を飛び出した娘と、残った娘。幼馴染みの二人の人生はもう交わることなどないと思っていた。あの事件が起こるまでは。チエミが母親を殺し、失踪してから半年。みずほの脳裏に浮かんだのはチエミと交わした幼い約束。彼女が逃げ続ける理由が明らかになるとき、全ての娘は救われる。著者の新たな代表作。 (「BOOK」データベースより)


女友達の関係がなんともリアルで痛々しかった。
他の辻村作品もだけどこれは特にそう。

私はチエミのように要領が悪くて、会議の司会とかも嫌なタイプだけど、
亡き母親との関係と家庭環境は微妙でした。
それはもう、友達にも言えないくらいに。
なので、母親と異常に仲が良い友人を素直に見られない政美の気持ちも、
努力をせず全て他人のせいにするチエミに亜理紗が苛立つ気持ちも
なんとなくわかる気がして、なんともいえず居心地が悪い気分なります。
でも、辻村作品のこの居心地の悪さが結構好きな私^^;
暗い中にも救いが感じられる気がするので、
読後感はそれほど悪くなかったです。


以下ネタバレなので反転します↓

これって正当防衛も、障害致死も違う気がするんだけど、何の罪になるんでしょう。
でも殺人じゃないのを立証するのは難しいのかな・・・。
せめて妊娠検査薬で調べてさえいれば避けられた悲劇だから、
やっぱりチエミにはあまり同情できないかな^^;

この後大地が社会的制裁を受けるのは間違いなさそうので、
溜飲が下がる思いがしました。


★★★☆☆ 3.5

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