【オーダーメイド殺人クラブ】  辻村深月

中学二年のふたりが計画する「悲劇」の行方
親の無理解、友人との関係に閉塞感を抱く「リア充」少女の小林アン。普通の中学生とは違う「特別な存在」となるために、同級生の「昆虫系」男子、徳川に自分が被害者となる殺人事件を依頼する。 (「BOOK」データベースより)



辻村作品、4作目

軽いネタバレあるかもしれないので、
未読の方、ご注意ください。


正直、前半は読むのがしんどかった。
主人公と徳川の病み方がどうしようもなくイタくて、
クラスメートも担任もろくでもなくて。

読書メーターの感想を拝読してると
結構共感してる方が多かったので、多分ありがちなことなんだと思うけど、
いわゆる中二病って症状が、私には全然ピンとこなかった。
当時ネガティブだけで構成されてた私には、
「自分は特別」「いつか何かを成し遂げる」的な
中二病の要素が皆無だったんだと思う。

私にとっては、女子間の人間関係だけがやたらリアルで、心当たりがありすぎて、
やたらエネルギーを使う作品だなと思いながら前半は読んでいました。
芹香みたいな子、実際にいたけど、目立たないグループにいた私としては
苦手以外の何者でもない存在だったし。

なのに、いじめがエスカレートするあたりからは
すごい事件起こしてヤツらを見返してやれ!と応援していた。
水着のくだりでは徳川がかっこよくすら見えてきて。
腕が切られた人形が好きとかどういう美的センスやねんと思っていたのに、
最後にはその画が浮かんで綺麗だなとも。

ラスト、思いがけず泣きました。
うまく繋がれたのかな。

読むのがしんどかったのに、
振り返ってみれば、かなり好きな作品になりました。
文庫化するらしいので欲しい。


★★★★☆

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