【凍りのくじら】  辻村深月

藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う一人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすとき―。 (「BOOK」データベースより)


「冷たい校舎」「ロードムービー」に続き、3作目の辻村作品。
雰囲気全然違うなぁ。
こちらは淡々と進む感じで
最初はあまり進まずじれったさを覚えたのに、
後半何度も泣きました。

周りを馬鹿にしていたつもりの理帆子が
実はいろんな人に愛されていたっていうね。
多恵さんのキャラがとっても素敵。
他の作品にも出てるといいなぁ。

私も高校生なのに映画館で映画観たくらいドラえもん好きだったのに、
秘密道具とかエピソードとか、結構覚えてないもんですね。
ちなみに、大山のぶ代さんでないドラえもんは受け入れられない派、です。
リアルでテレビ見てたらそのうち慣れるとは思うんですが。

若尾は怖いけど、こういう人実際にいるよなぁ。
あそこまで行動に出るかは別としても、
夢ばかり大きくて、それなのに実際何もしてなくて
でも自分は周りとは違うと思って、見下してる人。
よくわからない事件起こすのって、こういう思考回路の人なのかも。

傍から見たらただの垢抜けただけの若尾が、
理帆子目線ではものすごく怖いと感じさせられるところとか、
辻村さん、やっぱりお上手だなぁと思いました。

「すこし・不思議」なお話でした。

★★★★☆

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