【どちらかが彼女を殺した】 東野圭吾

最愛の妹が偽装を施され殺害された。愛知県警豊橋署に勤務する兄・和泉康正は独自の“現場検証”の結果、容疑者を二人に絞り込む。一人は妹の親友。もう一人は、かつての恋人。妹の復讐に燃え真犯人に肉迫する兄、その前に立ちはだかる練馬署の加賀刑事。殺したのは男か?女か?究極の「推理」小説。(「BOOK」データベースより)



謎解きや犯人指摘の論理的説明はありますが、
最後まで読んでも犯人が明記されていないという
ちょっと変わったミステリです。

犯人特定のヒントである袋綴じ解説がついていますが、
私は最後まで二転三転する展開に頭がついていかず、
解説を読んでもなお理解できず、
結局ネットで解説を読みました。

けど、あちこちで書かれている通り、○○なのは決定打にはならず、
裁判になったら、そんなくらいなんとでも言い逃れできるんだよね。
依然自殺の可能性も、もう一人が犯人の線も消えてないんだよなぁ。
ということで、私はいまひとつスッキリしませんでした。
やっぱり答えが示されている話の方が好きかな。

主人公は犯人を追う側であるにも関わらず、
追われる側にもなる倒叙ものという構造はとても面白かったです。

スッキリしなかったことに文句を言いながらも
この後、容疑者が三人バージョンの
「私が彼を殺した」も読んでいます。
その感想はまたいずれ。


★★★☆☆ 3.5



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【2016年度】保育所二年目(2歳児クラス)の病欠状況と一日のスケジュール
新年度が始まって、早や半月以上。
息子は3歳児クラスの進級組で、今年の新入児は少ないこともあり、
新しいクラスも少し落ち着いてきたように思います。


周りの働くお母さんさん方から
「一年目は休みまくるよー」
「一年間の有給が全部子どもの病気でなくなった」
「それでもだんだん強くなってくるから一年だけの辛抱だよ」
なんて声を聞かされ、一年目(1歳児クラス)は戦々恐々としていましたが、
実際に入ってみるとなんのその。
休んだのはたった5日間。早退(出勤後の呼び出し)も同じくらい。
息子は感染系の病気には強い子で
パートといえども母はとても助かりました。

二年目(2歳児クラス)の病欠は7日間。早退は5日。

一年目より微増しているのは
新年になってから、立て続けに病気になって
毎月のように休んでしまい、年度の最後に追い込みをかけたため。
とはいえ、やっぱり少ない方かな。

風邪以外にかかった名前のつく病気は
・ヘルパンギーナ
・溶連菌(二度目)
・インフルエンザA型
の三つですが、
このうちの二つは今年になってからかかりました^^;
さすがにこれらの病気は休まざるを得ませんでしたが、
それ以外の風邪でお熱を出すことは滅多にありませんでした。
この冬はノロウイルスも大流行していましたが、
そちらも大丈夫でひと安心。
個人的に、嘔吐するのが一番嫌だな・・・


あ、でも先日の成長記録で盛大に愚痴った通り、
食物アレルギーや湿疹は相変わらず。

まだまだ前途多難ではありますが、
今年度も大きな病気をせずに過ごせますように。
そして、アレルギーや湿疹が改善することを切に願っています。


diary-1382.jpg
雨降り前のお花見で暗い。
今年は桜の時期に週末雨ばかりでとても残念。



ついでに仕事の日の一日のスケジュール。

3:30 母起床
3:30~5:30 家事、保育所の準備、自由時間
5:30~6:30 再び母睡眠
6:30 母・息子起床
7:30 朝食、夫起こす
8:40 三人同時に家を出発
8:45 保育所に送る
10:00~16:30 母仕事
17:40 母、保育所にお迎え
18:00 帰宅、夕食準備
18:30 母子二人で夕食
19:20 入浴
20:40 息子との遊び時間(絵本が多い)
21:15 寝室へ
21:45 母子就寝


就寝時間が年々遅くなっているのが悩みです。
1歳児クラスに入った頃は20時過ぎには寝ていたのに、今では22時近く。
このパターンのように、30分で寝てくれたらまだいい方ですが、
一時間かかることもザラなので^^;

保育所では完璧にアレルゲンを代替してくれたり
先生がよく様子を見てくれていたりして
本当に助かるのですが、
最大の弱点はやたら寝かされてしまうこと。
休みの日は昼寝したがらないくせに、
保育所では2時間もガッツリ寝てくる。
これが年中さんいっぱいまで続くというのだから、保育所恐るべし。
連絡帳に「寝つきが悪い」とたまに書いていたら、
2月の個人面談で「もう少し早く起こすようにしますね」と言ってもらえました。
14時40分→14時30分起床に前倒し。たったの10分!w
本当に少しだけでした。
うん、でも文句は言えない。笑


ずっと4~5時頃に起きて朝活していたのですが、
母不在に気づいて5時台に起きてきてしまうので
最近では朝というより深夜に起きて、
早朝にこっそりベッドに戻るという二分割睡眠。
22時に寝て5時起きとなると、もはや大人並みの睡眠時間。
3歳の体に良いはずがないし、
何より私が自分時間を持てないと盛大にイライラするのでw
大人だって睡眠の二分割はあまりよろしくない気がするけど、
とにかく今はこんな感じでしのいでいます。
さて、そろそろ寝るか。


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【火花】 又吉直樹

お笑い芸人二人。奇想の天才である一方で人間味溢れる神谷、彼を師と慕う後輩徳永。笑いの真髄について議論しながら、それぞれの道を歩んでいる。神谷は徳永に「俺の伝記を書け」と命令した。彼らの人生はどう変転していくのか。人間存在の根本を見つめた真摯な筆致が感動を呼ぶ!「文學界」を史上初の大増刷に導いた話題作。(「BOOK」データベースより)



実際に読んでからブログのアップまで
一年近く遅れています。
永遠に追いつく気がしない^^;


この「火花」は、有名ながら感想を書くのがなかなか難しい。
なぜなら、私は純文学をほとんど読んだことがないから。

亡き母はなかなかの読書家で、
読む本に尽きた、当時小学校高学年か中一くらいだった私が
実家の本棚にあった太宰治をいくつか読んだりしていました。
もちろん意味はあまりわかっておらず、
大人になってからは、苦手分野だと断言できるほど読んでいません。

あまりミーハーな方でもないので
ただの有名人というだけなら
芥川賞をとったところで読む気にならなかったと思います。

読んだ理由の一つ目は、
第2図書係補佐」がすごく面白かったから。
こちらは純文学ではなく、
読んだ本に絡めた過去の思い出話というか、エッセイのような本で
とても面白かったのと同時に、
文章がお上手だなぁと感心したのです。

もう一つの理由は、テレビで見る
又吉さんの人柄にとても好感が持てたから。
って、これもミーハーか。

そんな訳で、一年前から図書館で予約して
1300人待ちの末借りることができました。
買えよ!って話だけど、は純文学は全く自信がなくて^^;

で、苦手意識があったからか、
やっぱり最初はあまりのれなかったのですが、
読み進めるうちに不思議と神谷が魅力的に見えてくる不思議。
他の方も書かれていますが、徳永=又吉さんにしか思えなくて。
こんな決意で芸人をしてるのかと思ったら、
ネタを見たこともないのに「面白くない」なんて言えなくなる。


エンタメ脳の私にはやはり少し難しいジャンルで、
手放しでめちゃくちゃ面白い!と絶賛はできないのですが、
純文学にしては読みやすくて、
わかりやすく面白い方ではないかと思います。
最近全然読んでいないので、イメージではありますが^^;

私を含め、作者が有名人でなかったら
純文学を手に取る機会がない人も多いのでは。
そういう意味でもこの本の意義は大きいと思います。


★★★☆☆


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